ライブチャットでオナニー

ライブチャットでオナニーをしていると、地震が来た。かなりデカくて縦揺れした。僕は身の危険を感じてチンコを放り出したままデスクの下へともぐりこんだ。
もし、このまま家が瓦解して身動きが取れなくなったらどうしよう。死体が運び出される時、僕は下半身丸出しだ。
報道特別番組「〇〇地震が奪い去ったもの」において、僕の映像が流れる。「今回の地震で多数の若者が将来を奪われました」などとキャスターが神妙に言う。「彼はオナニーの最中に地震の被害に遭いました。どんな心境だったことでしょう」「しかし、それはそれで彼にとっては幸せだったのかも知れませんね」とコメンテーターがしたり顔で言う姿まで想像できる。
どうせ死ぬならカッコよく死にたい。少なくとも、パンツは穿いた状態で死にたい。それは、ライブチャットガールたちも同じではないだろうか。瓦礫の中から死体が見つかった時にローターを突っ込んだままだったら、さすがに恥ずかしいだろう。
DXLIVE
いや、それは違うかも知れない。逆に称賛されるのではないか?「ライブチャットでオナニーしている時の不幸でした」「仕事に殉じたと言っても差し支えないでしょう」と美談にされる気がする。それは、殉職と言う日本古来の美学を踏襲しているからだ。激しい揺れの中でもカメラの前でまんこを晒し続けた女性として、彼女は歴史に名を遺すかもしれない。
そこから導き出された結論として、地震があってもチャットガールはパンツを穿いてはならない、ただし、男の方はたとえ頭上に瓦礫が降ってきても、命よりもパンツを穿くことを最優先にしろ、と言うのが僕の遺言だ。そして、このメッセージが誰にも伝わらないまま、僕は「オナニー中に死んだ男」として悪い意味で語り継がれていくことだろう。
「結構、揺れましたねー。皆さん、大丈夫ですかー」と、スマホ越しにチャットガールが僕のチンコを覗きこむようにこちらの様子をうかがってきた。ちなみに彼女は全裸のままだった。プロだ!
センズリ鑑賞
ライブチャットでオナニー